今井敦さんに教わるインプロ(即興演劇)ワークショップ
来年度も開催したいと考えています。
どうぞお楽しみに。
この講座の講師の今井敦さんをご紹介します。
2015年度の参加者の感想です。
机を拭いたり、窓を拭いたり、料理したり…と仕草をしている人に関わって、
お芝居を作るというワークで窓を拭いている人に話しかけようと思っても何も出て来ませんでした。
「何か言わなきゃ」という焦りもあって、焦れば焦るほど何も出てこなくなって。
そんな時に今井さんから何も出てこなかったら待てばいいと声をかけて頂いて、
毎回「言わなきゃ」が強かったことに気づきました。
想像できて「あ!」と思って、入っているつもりでしたが、
自分が頭でどれだけ考えていたか思い知らされた気がします。
それと同時に今まで想像して自分が安心してから、入っていたんだなと思いました。
相手のためではなく自分のためだったのだと恥ずかしくなりました。
仕草や近くに行ったら、見えるものもあるのだなと思いました。
そして、お客様の視点に立って、どのように見えるか感じ取るのも大切なのだと改めて感じました。
苦手意識を持っていた『サンキューゲーム』でも安心して入れました。
いつもは「何が見える?どう見える?しっかり見て想像しなきゃ」と思っていたのが
身構えずに相手を視界に入れたら、色々気になるところも見えてきて、発想も湧いて、楽しく入ることができました。
相手に関わるという恐怖心もありませんでした。
ただ順番を決めず、入るとなると最後に入ることが多く、
やはり安心してから入っているなということに気づきました。
シーンでも想像してから入るので、
その想像が流れてしまった時は次の想像を…と頭で考えてしまっていることに気づきました。
だから、最後まで入れなかったり、出遅れたり…。タイミングが合わなかったり…。
この二日間で自分の欠点に気づきました。
自分勝手なタイミング、自分勝手な想像、気持ちで…ではなく、
相手のために相手の気持ちを受けて「ここだ!」という時にスッと入れるようにできたらと思いました。
入ってから、相手の様子とその雰囲気、空間も感じられるようになれたらいいなと思っています。
楽しく受講する中で、多くのことが学べました。
「入れる入れない」の初歩の段階をクリアして、
入ってどのように動けるか、どんな物語になるかを楽しめる位に成長したいです。
(30代女性)